Windowsには「固定キー機能」というものがあります。詳しい方やヘビーユーザーには便利かもしれませんが、初心者やあまり慣れていない方には正直要らない機能だと思います。
どういう機能かというと、「alt」「shift」「windows」「ctrl」キーを固定しておくという機能です。
例えばキーボードショートカットで「ctrl+c」を押せば「コピー」、「ctrl+v」で「貼り付け」などありますが、こういった作業を連続して使用する場合にいちいち押さなくても押したまんまにしようぜ!という感じです。
何かの拍子にこの設定をONにしてしまう場合があるんです。Shiftキーを5回連続で押したり、「alt」「shift」「windows」「ctrl」キーを2つ同時に押した場合などです。設定でこの設定を有効にするがOFFになっていればいいのですが、ONになっている場合もあるので確認したほうがいいですね。
固定キー確認と解除方法
Windows7、vistaの場合
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コンピュータの簡単操作センサー
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キーボードを使いやすくします
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固定キー機能を有効にするのチェックを外す
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さらにすぐ下の「固定キー機能のセットアップ」からShiftキーなんたらかんたらのチェックも外す。
WindowsXPの場合
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ユーザー補助のオプション
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固定キー機能を使うのチェックを外す
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さらに右側の「設定」からShiftキーなんたらかんたらのチェックも外す。
固定キー機能を解除したのに
それでも文字が入力できない場合
今回、私の症状がこれでした。解除しても有効になってなくても固定キー機能がONになっている状態。。。
そういう場合は、「スクリーンキーボード」という機能を使用すれば、その場しのぎにはなります。上記のコントロールパネルの部分にあります。
※スクリーンキーボードとは画面上にキーボードが表示されて該当するボタンをクリックして文字を入力することができます。
で、その瞬間というか、再起動するまでは問題なかったのですが、再起動するとまたもや同じ症状です。
下記の対処をしてみましたがダメでした
- キーボードドライバの再インストール(デバイス設定から削除して再起動)
- IMEの問題かなと思い、Google日本語入力をインストールしてみた
- OSの再セットアップ(リカバリ)
そして、私が出した答えは、キーボードの故障。なので修理に出しました。
デスクトップの場合は、キーボードの買い替えで済むかもしれませんが、今回はノートパソコンなので、平均15,000〜20,000円くらいかかるそうです。幸いにも保証期間でしたので保証内で対応してもらえそうです。
検索しても固定キー機能を解除する方法とかしかなくて(;´д`)トホホ…な状態でしたので、再セットアップまでしたのにオチがキーボードの故障だなんて。。。
ですので、デスクトップの場合はキーボードの交換、ノートパソコンの場合、保証期間があれば大人しく修理に出したほうがよさそうです。
しかし、この固定キー機能、デフォルトでは完全OFF仕様にしてもらいたいものです。