親父が亡くなった。
突然だった。兄貴から連絡があったのが今日の16時25分。出張先の東京で亡くなったらしい。
一昨日までいつものように電話でケンカしてた。その電話が最後の会話。何を話したのかあまり覚えてない。確か仕事の話だったと思う。その日私の次女が産まれたので、その報告もした。
こんなときにブログ更新するなんていろんな意見があるかもしれないが、あえて更新したい。
おれの両親は小さい頃に離婚し、おれは母親側にいたので、親父と一緒に生活した記憶はない。
小さい頃から何かあるごとに親父ヅラするのが鬱陶しかった。実際離婚してるのを知らされたのは20歳になった頃。
18歳をすぎた頃からそんな親父と一緒に仕事をするようになった。というよりさせてもらっていた。
当時の親父は飲食店を経営していたので、アルバイトから経験させてもらい、店長の経験までさせてもらった。
その後、おれがデザインの仕事を始め、親父が経営するお店のパンフレットやWebサイトなどのデザインもするようになった。先日もその話でいつものようにケンカしたのだ。あれほど鬱陶しい親父はもういない。突然すぎたせいか実感がない。
一つの生命が生まれ、一つの生命が消えた。
もっとケンカしたかった。
親父よ、ありがとう。
またケンカしよう。