特にFacebookで「感動したらシェア」みたいなもの多いですよね。
そのほとんどが真偽のわからないようなものばかり。
で、ほとんどがデマなんだけど。。。
私のところにも流れてくるのだけど、それをみんなが見れるコメント欄で否定するのも少しあれなので、親しい友人ならメッセージを使って静かに教えるようにしている。ほとんどの人がただ単に感動したからシェアしたみたいな感じ。
昔流行ったチェーンメールなら、拡散されるのも時間がかかるけど、FacebookやTwitterなら瞬く間に何百人、何千人の目にとまる。
感動できたらデマでもなんでもいいか?
そうじゃない。
今や個人が簡単に情報を発信し、閲覧できる時代。「個人メディア」まではいかなくても、少しは自分の発信する情報に責任が必要だと思う。
シェアした人はデマだとわかっていたとしても、それを閲覧した人がすべてデマだと思ってくれる?思わないよね。「これはフィクションです」とか書いてあればわかると思うけど。。。
テレビ番組の大げさな演出(やらせに近いもの)は、そこらへんを差し引いて視ている人も多いと思うけど、ネットでの情報は真偽が確かめにくいので、シェアする際は、とても慎重におこなってもらいたいし、そうしたい。
まずは「ネットで検索」
具体的にどうすればいいかというと、まずは「ネットで検索」すべき!
そうすれば、同じような情報を書いてあるページがいろいろと見つかる。そのような複数のページをみて確かめていくことが大事。それは一朝一夕にして身につくものではなく、日頃からの訓練が必要だ。
このようなITリテラシーはもっと学生の頃から教育に取り組むべき課題だろう。
そして、気持ち悪さはこれ。
「シェアさせていただきます」
情報がデマなのもわからず、コメント欄にこの表現。いや、デマな情報だけでなく、日本人は特にこの表現が好きなようだ。特に見られるのが年配の方たち。
投稿の公開範囲が「公開」に設定されているなら、好きにシェアしてもいい情報だと私は思うのだが、日本人は礼儀正しいので、ちゃんと断りを入れるみたい。
「シェアさせて頂きます。」は日本独自の文化?外国人の友達に聞いてみました。 | 思考するソーシャルコミュニケーションLabsのブログ
勝手にシェアされたくない情報は、自分で公開範囲を「友達のみ」に設定してるかと思うけど、その設定すらわからない人も多いのが現状。登録時の初期設定では、公開範囲が「友達の友達」になっている(私が登録した時)ので、友達だけに見てほしい投稿は、自分でコントロールすべきだ。
↓ここから設定できる
プライバシー設定とツール
また、リストを作成すれば、投稿ごとに簡単に公開範囲を決めることもできる。(親しい友人や高校の同級生のみ等)
※リストを作成しなくても投稿ごとに公開範囲を設定できる。
シェアすることも、されることもいいことなんだろうけど。
個人個人がもっとITリテラシーを高めていく必要がある。(私も含めて)一瞬に情報が拡がる時代。そのことをもう少しだけ真剣に考えてネットを利用していきたい。
善意のつもりでシェアしたつもりが、被害を拡大することもありますから。